がんばれ、みんながんばれ、月は流れて東へ西へ
1970年代、井上陽水はそう叫んで、誰もが急ぎ足で駆け抜けようとしていた時代を歌っていた
誰も遠い未来のことは分からずに、確かな期待感と時代の風に追われて、考える前に踏み出すことだけを焦っていた
誰も何も持っていないのが当たり前で、持っていることにあこがれていた、あの頃。
さがしものは何ですか?いったい何が欲しいのか、大切なものなのか、迷いながら。
たぶん、いろんな目に見えないものを失いながら。
豊かな生活?自由な暮らし?アメリカやヨーロッパの映画に出てくるような生活?ブランド物に囲まれる暮らし。
そして今、吉田拓郎が、ガンバラナイケドいいでしょう、と呟くように歌う。私なりってことでいいでしょう?
余裕の時代?持てる時代?がんばらなくてもいい時代?
何のために頑張っていたんだろう?ボクタチは。
あんなにガンバッタのは、ガンバッテイタのは、無駄ダッタンダロウカ?
飢えや貧乏は、もう無いの?うしなう事は怖くないの?
ガンバルコトはイケナイことなの?
ガンバラナイことは良いことなの?
いま、みんながケイタイで、ネットでツナガッテいて、ホシイモノはナンデモ手に入る
遠い先のことはワカラナイけど、とりあえずアシタハ何とかやっていける、とりあえずアシタハやってくる
なんでそんなにガンバルの
なにをそんなにガンバッテイタの
なんで、そして、ガンバルノ、ヤメタの
Michael J. Fox answered to 10 questions....by TIME vol.173 No.16 2009
Q: How has your diagnosis affected your beliefs about life, death or spirituality?
A: It's a big wake-up call about mortality, obviously. I think that's a good thing for us to get out of the way - the earliest you can responsibly deal with the fact that this isn't a dress rea\hearsal. It's like a 75; 80-year ride if we're lucky, so let's make the most of it.
2009年5月1日金曜日
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